皆さん読書はしますか?
わたしは大嫌いだった読書を
オーディオブックを利用することで克服し
なんと、
今日、今年5冊目の本を読み始めました!
私にとってはありえない進歩です!
欲しい本はあって買っても開封せずにそのまま…
なんてザラだったのに、
過去に買った本を読めるようになりました。
今日はその中の本で、
終始、頷きと涙が止まらず
この読書が苦手なわたしが2巡した本。
この本をぜひ読んでほしい!という思いを
記事にしました。
勉強に苦しむ子どもの姿
・子どもが「もう!ほんとに嫌!」と
勉強に苦しむ姿をみて、
何とかしてあげたいけど
頑張るしかないのかしら…
そんなふうに感じたことのある親御さんは
いらっしゃいますか?
あるいは
・子どもの頃、とにかく勉強が嫌だった。
答えられなくて恥ずかしい思いをしたり、
居残りさせられたり、
先生に「しっかり勉強しろ」って言われたり。
自分なりに頑張っていたのに、できなかった。
こんなことを感じた方はいないでしょうか。
わたしは
精神科クリニックに勤務している中で
そういった悩みを持つ
お子さん、親御さんと出会ってきました。
中には
「もう学校に行きたくない」というお子さんも。
その理由の一つに
「どんなに頑張ってもみんなみたいに
華丸はもらえない。」
「僕だって頑張ってるのに、
なんで僕だけもらえないの」
そんな思いを話してくれる子がいました。
(思い出すだけで涙が止まらない)
勉強がつらい
これが、
その子の人生を大きく左右するとしたら?
どうにかして解決してあげたい、と思いますよね。
勉強ができないのは、誰のせい?
勉強が出来ない、と言われる
言われる背景に考えられがちなことは
・怠けている
・努力が足りない
・勉強不足だ
といった、「本人」が原因とする言葉たち。
でも
ここで大事なのは、
「努力ではない」ということ
さらにその中でも重要なことは
「周りの大人」
なんです。
つまり、それって何かというと
「コツがある」ってことなんです。
コツを掴んだ人
そう、このコツを掴んだ人が
先ほど紹介した本、
「死にたかった発達障がい児の
僕が自己変革できた理由」
の著者である、西川幹之佑さん。
現在、帝京大学法学部政治学科2年生で
小学校2年生までは
特別支援学級に在籍(その後通常学級に転籍)
されていました。
でもこのコツを掴んだ西川さんは
例えば、
「勉強は好きなのに学校のやり方に慣れない。
わかるのに伝えられなくて苦しい。」
という状態が、
「こんなにも自分らしく過ごせるのか」
というほど毎日を自分の思うように
過ごせるようになっています。
また、
「頑張って努力してもできないことが多くって
その現実との差に苦しむ」
という状態が、
「じぶんのやりたいことで生きていける!」
状態になっています。
さらに、
何をいっても「またか」という目で見られ
できない、というレッテルを貼られ
怒りをコントロールできない。
という状態が、
「あれ?そういえば最近イライラしないな」
という状態になったりします。
そのコツって?
それならその「コツ」知りたいですよね。
今日は簡単に3つのコツをお伝えしておきます。
さらに詳しく知りたい方、
最後までお読み下さい。
コツ①「学校」
コツ②「大人」
コツ③「出会い」
これが3つのコツです。
自分から掴むのが難しそうに見えて
実は、
自分から動く・掴むからこそのコツなんです。
そして
実は、
今日3月21日(火・祝)になんと、
岐阜県の大垣市で
発達障がいがあっても生きやすい社会に向けて
~麹町中での学びが僕にもたらしたもの~
という会が開かれていました。
この登壇者こそ、
西川幹之佑さんだったんです。
残念ながらわたしは仕事で聴講できませんでしたが
次の機会を狙っています。
それで、
この西川さんにとっての3つのコツ
わたしの視点でお話ししますね。
それが、
①「学校」=麹町中学校
これは、西川さんが中学生だった当時、
この中学校の校長先生をされていた
「工藤勇一氏」がいろいろな改革をされ
私立激戦区の東京都の中で
公立なのに入学志願者がすごい!
わざわざ麹町中学校がある千代田区内に
引っ越すご家庭があるほど。
この学校に出会った、
選んだという「コツ」
②大人
小学校で「できない」というレッテルを
貼られたからこそ、
家系が優秀で父の背中を見て育ったからこそ、
母が諦めずに向き合ってくれたからこそ、
の今があるのだと西川さんは本で言っています。
つまり、
周りの大人の影響が大きい。
③出会い
これは、まさに工藤校長との出会いだったのでは
ないでしょうか。
工藤勇一氏はとても有名で、
子どもたちを偏差値で見るのではなく
一人一人が自律するためにできることを
学校教育の中でされてきました。
わたしも日々お子さんと関わる中で
大切にしていることは、
対等な人間であり続けること
決して相手が子どもだから、という視点ではなく
同じ人間として、
もっといえば、
子どもたちは私たち大人にはない
考える前に動く、感じる力を持っています。
子どもたちはその師匠と思って、
関わるようにしています。
そして年長さんの親御さんには
「担任でなくてもいいです。
とにかく何度も学校に足を運んで、
顔を覚えてもらって、
味方を見つけてください」
とお伝えしています。
どんな人でもいい、
子どもと対等に関わってくれる大人が
人生のうちの大事な6年間を過ごす場に
いてくれたら
間違いなく子どもたちは
自分の道を見つけて進んでいける
そう思うからです。
子どもにとって何が幸せなのか
自分の子どもに「死にたかった」って
思って欲しい親なんていないですよね。
だからこそ、
この3つのコツを手にしてほしい。
ぜひ、西川さんの本を読んでみてください。
そして、もうすぐ入学される新1年生の皆さん、
その保護者の皆さん、
何度も学校に行ってみてください。
また来たか、でもいいです笑
顔を覚えてもらい、
子どもを知ってもらい、
色んな人と仲良くなってください。
人脈を作ることに必要のないことは
一つもありません。
・どうやって味方を見つけたらいいの
・子どもを対等にみてほしい
少しでもそう思い、
それを解決したいと思った方、
親御さん、ご自身で進めていける方法を
お伝えします。
というか、できます。
自分の気持ち、子どもの気持ちを整理して
伝えたいことだけを伝える
それができるのが「方眼ノート」メソッド
気になる方はこちらをご覧くださいね。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
こんにちは。
「いろんな感情が出せるようになった」
その瞬間をつくる
180°LIFE SHIFT
立岩志穂 です。